冠詞と名詞

冠詞と名詞

  • 冠詞は全部で3種類ある
  • aとanを不定冠詞、theを定冠詞、何もつけない場合、無冠詞という
冠詞の形 冠詞の機能 名詞タイプ
a / an 不特定であるというイメージを名詞に持たせる 単数の可算名詞のみ
the ある特定・限定のイメージを名詞に持たせる 全ての名詞
無冠詞 抽象的で枠組みのないイメージを名詞に持たせる 単数の可算名詞以外のすべて
  • a / an をつけることで今から新しいことを話しますよと相手に伝える効果がある。
  • theはお互いすでに認識のある名詞に対して正しく動作する

  • 新情報(不特定)はa / an 、共通の情報はthe

無冠詞で使う名詞

名詞種類 対象単語
抽象名詞 love, nature,information
物質名詞 milk, water , money
固有名詞 Japan, Suzuki, Sunday
  • 不可算名詞は原則、無冠詞となる
a book ある本
an old book ある古い本
the book その本
books
the books それらの本
  • 単数形、複数形、そして冠詞の有無で名詞の意味が変わってくる 1.唯一の天体、川、海、山脈や楽器、序数にはtheをつける 2.国、固有名詞、スポーツ、食事、教科などは無冠詞 3.決まった表現の中での無冠詞 4.a /an には「...につき」、「...ごとに」という単位で表す

There

There is /are の文は不特定の存在のみを伝えようとする表現なので、the,myなどの名詞を限定して特定のイメージを持たせる語と一緒に使えない

過去形

be動詞の過去形

  • be動詞の過去形は2つある
現在刑 過去形
am / is was
are were

be動詞の過去形の否定文

  • be動詞の過去形was/were にnotをつけるだけ。
wasn't / weren't

be動詞の過去形の疑問文

Were Miwa and Yuka busy with their work

No, they weren't

一般動詞の過去形は2つある

変化の内容
パターン1 語尾にedをつける
パターン2 語尾がeの場合、dのみつける
パターン3 語尾が子音 + yの場合、yをiに変えてedをつける
パターン4 不規則に変化

一般動詞の過去形の否定文

  • do/ doesの過去形はdidにかえる
Did you brush your teeth?
Yes I did

過去を示す語句

  • yesterday / last / ago / then [at that time] (その時)

不定文と疑問文

be動詞の不定

  • be動詞の後ろにnotをつけるだけ。
  • notは「・・・でない」という打消しの意味がある
He is not Tom

be動詞の疑問文

  • be動詞をそのまま文頭に移動するだけ。
  • 疑問文の主語が名詞であれば、返事をする場合は代名詞に代わる
質問
Is he Tom?

解答例
Yes, he is.
No, he isn't

一般動詞の否定文

  • 不定文はdo not / dose notを動詞のまえにつける
  • 不定文にすると一般動詞は原形に戻る。
  • He / She / itとなる主語はdosen'tとなり、それ以外の主語はdon'tになる
I do not like her.
He doesn't like her.

一般動詞の疑問文

  • 否定文と同じくdo / doesを使い、一般動詞は原形に戻る
  • do / doesを文頭におく。
  • He / She / itとなる主語はdoseとなり、それ以外の主語はdoになる
  • youの疑問文に対する質問の返事の仕方は文脈が複数形なら「we」で回答する
質問
Do you like her?
Does he like her?
Do Mai and Sachiko learn English?
Are you ready for the interview?


解答
Yes I do
No he dosen't
No, they don't
Yes, we are.

命令文

  • Sが省略される
  • 主語が省略され動詞の原形から始まる。
  • 文頭にDon'tを付けると禁止の文になる
<命令>
Practice baseball every day
Be quiet here

<禁止>
Don't be afraid

<丁寧な命令文>
please follow me

名詞と代名詞

名詞

  • S/C/Oになるマルチな単語
  • 数えられる名詞(可算名詞) ex) dog /cat / pen / desk / book / hand
  • 数えられない名詞(不可算名詞) ex) milk / water / music /tennis

  • 可算名詞の場合、単数または複数なのか意識する必要がある。

パターン ポイント
パターン1 基本は語尾にsをつける
パターン2 ch,sh,s,ss,x,zの語尾にはesをつける
パターン3 子音字+yの語尾にはyを消してiesにする(cities)
パターン4 原則 f/feの語尾にはf/feを消してvesにする(leaves)
パターン5 不規則に変化する(children)
  • 通常、複数形の前に数字などの数を示す修飾語がつく You have some books

  • 不可算名詞は数えられないので、複数形にはできない。その代わりに直前に修飾語を置くことで量を加減することが可能である

ex) We need a glass of water

目的格の代名詞

  • 名詞が目的語である場合は目的格を代名詞を使う。
単数形 複数形
1人称 me us
2人称 you you
3人称 him/her/it them

所有格の代名詞

単数形 複数形
1人称 my our
2人称 your your
3人称 his/ her / its their

指示代名詞

単数形 複数形
this these
that those

所有代名詞

単数形 複数形
1人称 mine ours
2人称 yours yours
3人称 his/hers theirs

Be動詞と一般動詞

動詞

  • 一般動詞とBe動詞の2つある
  • 一般動詞はbe以外の全ての動詞のこと。人や物のあらゆる具体的な動作を指す

 主語の形(主格の)

  • 主語であった名詞を言い換えたものが主格の代名詞です
主語 代名詞(単数) 代名詞(複数)
1人称 I We
2人称 You You
3人称 He/She/It They

主格の代名詞とBe動詞の関係

主格の代名詞 be動詞
I am
He/She/It is
その他全て are

BE動詞の役割

  • Be動詞がisとなる主語であれば一般動詞は語尾変化がある。
原形 語尾変化 ポイント
パターン1 eat, play eats,plays 語尾にsをつける
パターン2 wash, go washes,goes 語尾にss/sh/ch/x/oの動詞はesをつける
パターン3 study, carry studies,carries 語尾が子音+yの動詞はyをiesにかえる
パターン4 have has 不規則に変化

it≠それ

  • 天候 や 時間 などを 表現 する 際 には 主語 を It に する ん です。 表現 し たい 事柄 の 中 に、 具体的 動作 を する 人( 物) が い ない ため、 仮に it を 主語 に する、 という 感じ です。 It( それ) が なに かを する わけ では ない ので、 この It は「 それ」 とは 訳し ませ ん。 この よう な it を 形式 主語 と いい ます。

SVOC文型

SVOC文型

  • 動詞の後ろに目的語と補語がある。
  • OとCの両方が必要とする不完全他動詞で構成されている。SVOやSVOOの目的語だけ必要とする他動詞の例外としての扱い。

  • 補語が必要な文型はSVCとSVOCの文型の2つとなる。

  • SVCの動詞は不完全自動詞、SVOCの動詞は不完全他動詞で、Cがなくては不完全な文になる。
  • SVCの場合「S=C」、SVOCの場合、「O=C」の関係となる

SVOCの動詞

make(にさせる) / call(と呼ぶ) / name(名づける)

5文型のおさらい

詳細
SV 主語 + 自動詞 (+ 修飾語)
SVC 主語 + 不完全自動詞 + 補語
SVO 主語 + 他動詞 + 目的語
SVOO 主語 + 目的語を2つとる他動詞 + 間接目的語 + 直接目的語
SVOC 主語 + 不完全他動詞 + 目的語 + 補語
  • SとOは名詞のみ、Cは形容詞 or 名詞 , Mは形容詞 or 副詞
  • 文型を覚えることで名詞、形容詞、副詞、動詞などの位置にとても敏感になることができる

SVOO文型

SVOO文型

  • 目的語が連続して2つ並ぶ文型である
  • 目的語を必要とする動詞を他動詞という。  Oが2つまで置くことができる特別な他動詞がある

ex) I teach English = SVO I teach you English = S/V/O_1/O_2

最初のO_1を間接目的語、2番目のO_2を直接目的語という

  • 原則として「誰々(O_1)に何々(O_2)を・・・する」という文になる
  • 他動詞と直接つながるのはO_2の直接目的語でO_1は間接的に挿入された単語
  • SVOO文型は前置詞を使ってSVO文型に書き換えることが可能
  • 他動詞に続くO_1(間接目的)とO_2(直接目的語)の順番をひっくり返した場合、SVO_2 + 前置詞句(M)になる
S/V/O_1/O_2 =  S/V/O_2 + to/for O

※O_2の部分に物を示す代名詞のitを置くことはできないというルールがある

toとforの使い分け

  • for「・・・のために」という「気持ち」が込められている。相手に利益を与えるニュアンスのある他動詞と一緒に使われる
ex) buy / make / find / cook /sing
  • to「・・・に」という「方向・到着点」を示す前置詞で相手に情報や物を送り届ける(伝える)ニュアンスのある他動詞と一緒につかわれる
ex) giv / show / tell / send /write